奈良の古本買取りは水たま書店へ

奈良桜井店です。本日はお持込買取りで奈良県吉野群史・和歌山県史他郷土史・アラン幸福論他哲学関係の本をお買取りさせていただきました。

今回お持込みいただきました生田長江は翻訳家・文芸・社会批判家。生田は東大を卒業後、英語教師として教壇に立っていた時もありました。その女学校が閉校後ニーチェの翻訳に没頭し、「ツァラトゥストラ」マルクスの「資本論」ダヌンツィオ「死の勝利」などの著名な作品の翻訳を手掛けました。ハンセン氏病で失明ながらも日本初「ニーチェ全集」個人完訳で果たした生田長江。女性の文学関心も高い時期もあり、女性のための文学講習会『閨秀文学会』を開いた。その聴講者のひとりに平塚らいてうらがいました。平塚らの女性による文芸雑誌発行を勧め、生田は『青踏』と名づけるとともに、後押ししました。近代の超克の核心は何か、生涯文芸・社会批判家として活躍しました。

今回は、多数のお客さまに持込み買取でご利用していただきました。先日も来店していただき、買取り価格に驚かれたお客さまや新規のお客さま多数のお客さまにご利用していただきました。皆さんが大切に読まれた本を納得して買取させてもらうようにしております。

ご自宅に眠っている書籍はありませんか？水たま書店　桜井倉庫ではご自宅に眠っている本をお買取させてもらっております。ご質問等ございましたらLINE・お電話でお気軽にお問い合わせください。