奈良県桜井店です。
本日は、宮本常一の『写真集成』をお買取りしました。
宮本常一(1907–1981)は、日本の民俗学者として知られ、全国各地を歩きながら人々の暮らしを記録し続けた人物です。
その調査範囲は非常に広く、離島や山村、漁村など、当時まだ記録の少なかった地域にまで足を運び、庶民の生活や風習を丹念に書き留めました。
彼の大きな特徴は、「現場主義」。
机上の研究ではなく、実際にその土地に入り、人々と同じ目線で生活を観察し、時には寝食を共にしながら記録を残しています。
今回お譲りいただいた『写真集成』は、そんな宮本のフィールドワークの成果が視覚的にまとめられた一冊です。文章だけでは伝わりにくい当時の空気感や生活のディテールが、写真によってより生々しく感じられます。
水たま書店では、民俗学・郷土史・写真資料などの専門書も積極的にお買取りしております。
ご整理の際はぜひお気軽にご相談ください。


