

奈良桜井店です。
本日は持ち込み買取で相撲開祖野見宿禰と大和国出雲村、昭和史の軍部と政治他、料理・趣味関係の本をお買取させていただきました。
お持ち込みいただいた「相撲開祖 野見宿禰と大和国出雲村」の野見宿禰(のみのすくね)は相撲の神として有名です。紀元前23年現、奈良県葛城市當麻に住んでいた当麻蹴速(たいまのけはや)は生死を問わない勝負をする者を欲しており、名前の「蹴速」は、蹴り技の名手であったことに因みます。これを聞いた垂仁天皇が出雲国で評判の野見宿禰を召し寄せ、天覧相撲を行いました。互いに蹴り合った後に、蹴速は宿禰に腰を踏み折られて絶命。この相撲が人間同士の相撲で最古のものだそうですが、現代とはルールがかなり異なりますね。水たま書店桜井店がある桜井市の穴師の相撲神社・出雲の十二柱神社は力士・野見宿禰を祖としており、所以は相撲神社で実際にこの神社で天覧相撲が行われたと言われており、相撲発祥の地とされています。十二柱神社の境内には狛犬たちを台座の下から支える力士たちがいます。まさに縁の下の力持ちですね。
今回来ていただいたお客様は、事前に電話で問い合わせていただき、巻号が揃ってないけど買い取ってくれるか、捨てるに捨てれなくて困っているとのお電話でした。揃ってなくても査定させていただくことを伝えて、本日持ってきていただきました。この奈良の土地ならではの歴史ある本をお買取させていただきありがとうございました。捨てるには勿体ない本が沢山でした。
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