
奈良桜井店です。
本日は司馬遼太郎の代表作『街道をゆく』シリーズ全巻をお買い取りしました。
司馬遼太郎(1923–1996)は、大阪生まれの作家であり、戦後日本文学のなかでもひときわ独自の位置を占める存在です。『竜馬がゆく』や『坂の上の雲』などの歴史小説によって「国民的作家」と呼ばれましたが、晩年に至るまで書き続けた紀行エッセイ『街道をゆく』こそ、彼の思想と感性がもっとも自由に、そして深く息づく作品といえます。
『街道をゆく』は、1971年に雑誌『週刊朝日』で連載を開始し、以後二十五年にわたって続いた長大な紀行文です。司馬は各地を自ら歩き、歴史の痕跡や人の営みを見つめながら、日本とは何か、歴史とはどう続いてきたのかを考え続けました。日本ならず中国、朝鮮半島、果てはヨーロッパにまで及びます。
『奈良県散歩』の回では、古代の都を歩きながら「日本の原郷とは何であったか」と問いかけます。
今回のお買取は、ご家族の蔵書で整理の為に出張買取でお伺いしました。
水たま書店では、学術書・思想書・歴史書などの専門書も積極的にお買取しております。
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