
奈良桜井店です。本日は高石友也、高田渡、早川義夫他フォーク関係のLPをお買い取りしました。
高田渡は日本の代表的なフォークシンガー。高田渡の歌は働く人々の日常を社会風刺を込め歌う独特のスタイルで共感を呼びました。高田は岐阜県出身、8歳の頃に母を亡くし、父の事業の失敗で屋敷を畳み東京に移り住みます。厳しい生活で貧しくも志高く詩人を目指す父の背中を見て育った高田渡。原点にはそんな父親の影響から「自分で表現したい」と詩を書き自らを表現していきます。現代詩に歌を載せた曲作りをはじめ、1969年には当時フォークの潮流の源であった関西に拠点を移し関西フォークの中心的人物となりました。京都時代には、ミニコミ誌『ばとこいあ』の発行に携わり、詩集『個人的理由』を自費出版しました。私家版で1969年に刊行された詩集「個人的理由」は2012年に復刻版が出ていますが1969年のオリジナル版は未だに人気のある書籍となっています。
そんな高田渡は2005年北海道白糠町のライブ終了後心不全にて亡くなってしまいます。
今回はその高田渡のファーストアルバム はじめましてをお買い取りしました。
その代表曲に「生活の柄」がありますが高田がファンであった沖縄出身の詩人山之口貘の詩に、高田渡が曲をつけてできた曲です。
今回のお買取は初めてきていただいたお客さまでレコード LP、書籍などお買い取りさせていただきました。終活で捨てるのは勿体無いとお持ち込みいただきました。書籍の整理にお困りではないですか?水たま書店ではご自宅に眠っている本を次の必要なお客様へ使ってもらえるよう、お買取させてもらっております。ご質問等ございましたらLINE・お電話でお気軽にお問い合わせください。