

奈良桜井店です。本日は植田正治、木村伊兵衛他写真集を多量にお買い取りしました。
今回お買い取りした植田正治は日本の写真家。植田調(UEDA-CHO)と呼ばれる独自のスタイルを貫き、世界で評価されても地元である鳥取を離れずにその鳥取の雄大な景色をもとに前衛的な写真を撮り続けた植田正治。世界でもその作品は評価され、フランスで芸術文化勲章「シュヴァリエ」受賞するなど数多くの功績を残しました。
今回お買い取りした写真集は中央公論社から発表された映像の現代シリーズ全10巻で刊行された作品になっています。日本の代表的な写真家10名が名を連ね1冊1冊作品が残されています。その10冊の中の1冊である「映像の現代3 :植田正治 童歴」春夏秋冬の4部構成で人々の日常やその素朴な姿や山陰での風景を写しとった写真の数々が収録されています。また写真集の冒頭には水上勉エッセイ「心深き在所の光景」も必見です。
今回のお買取は初めてご利用いただくお客様からお買い取りさせていただきました。ご親族の蔵書で事前にメールで問い合わせしてしていただきお持ち込みいただきました。お買取り金額に納得していただきお買い取りさせていただきました。読んでそのまま置いてある眠っている書籍はありませんか?水たま書店ではご自宅に眠っている本を次の必要なお客様へ使ってもらえるよう、お買取させてもらっております。ご質問等ございましたらLINE・お電話でお気軽にお問い合わせください。