奈良桜井店です。本日はスウェデンボルグ著書・霊界日記・天界の秘義等神秘学書籍お買い取りしました。
今回はスウェデンボルグ著書を多く買取しました。エマニュエル・スウェデンボルグはスウェーデンの科学者・神秘思想家。鉱山経営していた裕福な一族で、ルター派神学者の父のもとで育ちました。ヨーロッパで最も権威のあるウプサラ大学に入学したあと、イギリスやフランスに遊学。その後、鉱山局の監督官として31年間働きました。50歳代からイエスキリストに関わる神秘的体験が始まり、監督官も辞め、数々の自身の体験を執筆しました。神秘的な体験により霊界を自由に行き来できるようになったスウェデンボルグ。スウェーデン女王の耳にもスウェデンボルグの能力の噂を聞きつけ、数年前に亡くなった弟に宛てた手紙の内容についてスウェデンボルグに相談。見事に解決してしまい、また1759年に起きたストックホルムでの火事の発生や原因・鎮火の時間まで言い当てました。また自身の死期までもわかっていたそうです。そんなスウェデンボルグが目指していたものは真の聖書の意味を解き明かし、その教えを人々に示すことを目的としていました。その影響は禅学者、鈴木大拙も衝撃を受け、「天界と地獄」を訳出。鈴木と親交があった柳宗悦、六年探していた回りやっとのことで「天界と地獄」を手にいれ有頂天になった三島由紀夫など日本人にも大きく影響しました。ゲーテ、ドストエフスキー、コナン・ドイル、エドガー・アラン・ポー、バルザック、ヘレンケラー、ナイチンゲールなどに多大な影響を与え、今尚その思想は現代にも大きな影響を与えて続けています。
今回のお買取は水たま書店を始めてご利用していただいたお客様からお買い取りさせていただきました。貴重な書籍を納得した価格でお買い取りさせていただきました。暑い中お持ち込みいただきありがとうございます。読んでそのまま置いてある眠っている書籍はありませんか?水たま書店ではご自宅に眠っている本を次の必要なお客様へ使ってもらえるよう、お買取させてもらっております。ご質問等ございましたらLINE・お電話でお気軽にお問い合わせください。