
奈良桜井店です。 今回は司馬遼太郎「街道をゆく」文学関係他・近江日野町史お買い取りさせていただきました。
今回お買取りで多く作品があった司馬遼太郎は大阪府大阪市出身の日本の小説家・評論家。記者時代、在職中から小説を書くようになり梟の城(前半期)で直木賞受賞。「竜馬がゆく」「坂の上の雲」等多数の人気作品を世に送り出している作家です。司馬は母の実家が磐城村(現奈良県葛城市竹内)にあったため幼少期ここ奈良の地にも暮らしていたことがありました。
著書『街道をゆく』の「竹内越」では、旧當麻町の景色の美しさについて二上山とその頂に落ちる夕日、木々や草むらに埋もれてかすかにうかがえる當麻寺などを長尾から眺める風景を、「大和で一番うつくしい」と表現しています。『街道をゆく』が著されたころと現代ではすっかり風景は変化しましたが二上山や當麻寺のたたずまいは昔の名残をとどめています。
今回お買取りさせていただいた書籍は、ご家族の本の買取りで約1700冊ほど出張買取させていただきました。貴重な書籍を納得の上でお買取りさせていただきました。ご利用ありがとうございます。
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